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バタフライ・エフェクト。何気ない行動が招く、戦慄の結末。

バタフライ・エフェクト。何気ない行動が招く、戦慄の結末。

ベランダの軒下に、緑の物干し竿をかけ渡しました。

 

布団を干してもビクともしないように、針金でしっかり固定。

フカフカの布団で、いい夢が見られそうです。

 

ところが…。

 

ツバメたちの休憩所になってしまい…。

 

竿の下にある、手すりは当然のごとく…。

フンだらけになってしまいました。

 

わずかな変化を与えられたことで、その後の状態が大きく変わってしまう現象を、バタフライ効果( butterfly effect)と言うそうです

「ブラジルで起きた、蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱が、テキサスのような、遠くの場所の気象に影響を与えるか?」( Does the Flap of a Butterfly’s Wings in Brazil Set Off a Tornado in Texas? ) という、気象学者の論説に由来するとか。

 

日本のことわざ「風が吹けば、桶屋が儲かる」に似ています。

 

「まさか、こんなことになるとは」

ちょっとした行動が、予想外の結果を招いてしまいました。

 

そういえば2018年8月7日には、こんなことも…

 

畑で収穫したスイカを、発泡スチロールのケースに入れて車のトランクに積んだところ、ギシギシとスチロールが擦れる音がうるさかったため、スイカを荷台に転がした状態で運転しました。

目的地に着いて、トランクを開けてびっくり。

野放しとなったスイカが暴れまわり、トマトは蹴散らされ、轢かれたミニトマトはぐしゃりと潰れていました。

 

今の自分の行いが将来、どんな影響や結果を招く可能性があるのか、考えながら行動したいものです。

 

自分の言動が、不用意に他人を傷つけていないか、も含めて。

 

7月8日に起きた安倍元総理銃撃事件も、まさか統一教会との関係が、あのような結果を招くとは考えもしませんでした。

物事の因果関係は、奇なるものです。

 

そういえば、ずばり「バタフライ・エフェクト」(The Butterfly Effect)というタイトルのアメリカ映画 もありました(2004年) 。

この映画、好きです。

 

トム・クルーズ主演のタイムループもの「オール・ユー・ニード・イズ・キル」 (2014) と、「時をかける少女」「君の名は」をミキサーにかけて、サスペンスで味付けしたような作品。

 

「必ず、君を迎えに来るからね」

友達の少女に何気ない一言を残し、遠くの町に引っ越して行った少年。

 

十数年ぶりに故郷に戻った彼は、自分の振る舞いが原因で、幼馴染の女性の人生を狂わせてしまったことを知る。

 

過去に戻る能力を手に入れた彼は、彼女と過ごす幸せな人生へと、運命を書き換えようと試みるが…。

「映画史上、最も切ないハッピーエンド」とのキャッチコピーが打たれた本作品、ラストが沁みます。

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