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「サプサン号」で到着したサンクトペテルブルク、「文学カフェ」で作家気分

今日はモスクワを離れ、サンクトペテルブルクに電車で向かうため、早朝5時過ぎにホテルを出発。夜空には、月がぽっかりと浮かんでいます。

東の空が赤白く明るみを帯び、方角を判断する手がかりになります。旅を続けるようにって、その種の判断力や勘は鋭くなってきました。

 

05:40 地下鉄の入り口が開きました。早朝のため、日中に比べると運行本数は少ないようです。

05:55 地下鉄に乗車

06:15 レニングラード駅に到着。列車のシートに座ります。
06:45 発車。

モスクワ – サンクトペテルブルク間640kmを、最短3時間40分で結ぶ「サプサン号(ハヤブサの意)」は2009年12月、ドイツの車輌をベースに導入されました。
私たちは2等を予約したので、プレミアム・1等とは違って食事サービスは付きませんが、食堂車や車内販売もあり、シートも快適です。運賃は38€。

時速350kmで走行可能ですが、ロシアの最高法定速度である250kmに抑えられているそうです。
席の向きが固定されているため、予約する場合は、進行方向に向いていて、なおかつ窓が真横に付いている座席を確保することが、より快適な旅のコツです。

10:30 サンクトペテルブルグ・モスクワ駅に到着。早速、エルミタージュ美術館へ。

 

ネフスキー大通りにある「文学カフェ」で一休み。著名な作家が出入りしていたので、その名があります。

1837年 妻に言い寄り続けるフランス人士官に対し、決闘を申し込んだプーシキンは、ここで介添え人(セコンド)に会った後、決闘に臨んだといいます。彼は決闘で受けた銃弾がもとで亡くなりました。

1840年 ドストエフスキーはここで空想的社会主義を標榜するミハイル・ペトラシェフスキーに会っています。

1893年 チャイコフスキーはここで飲んだ水が原因で、コレラでに亡くなったともいわれています。

2階では、プーシキンの蝋人形がテーブルに向っています。

ロシアの伝統的な紅茶を飲んではケーキを食べ、ジャムをなめては紅茶を飲む。彼らもここで、そうしていたのでしょうか。(ロシアでは、ジャムを紅茶の中に入れることはしないそうです)

夕方はマイリンスキー劇場で「ロミオとジュリエット」のバレエ鑑賞。12,500円
時刻が遅くなったので、スーパーマーケットで寿司を買い出し、ホテル「オクチャーブリスカヤ」の部屋で食事とします。

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