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ヨーロッパへ行くならフィンランド航空。最適な時間帯で路線・設備も充実

昨晩泊まった「新今宮」の駅を 07:12 発、関西空港に 07:56 到着しました。南海電鉄を利用したところ、乗り換えの必要もなく、空港まで直通電車でスムーズに来ることができました。
すでに賑やかな空港内には多くの店が軒を連ね、5段組のマトリョーシカが3,370円で販売されています。さて、本場ロシアでは幾らで買うことができるのか、まだ見ぬ地に思いを馳せます。

一昨日の9月30日、台風でJR中央線が運休、高速バスへと急遽変更したため、予定していた名古屋の親戚宅訪問を、キャンセルせざるを得ませんでした。
手元に残されたままのお土産を親戚宅に送ろうと思い、宅配便の店内を覗きますが、発送物の主流が旅行用トランクのためか、価格表は結構なお値段です。
そこで、郵便局で9時の開店を待ち、定形外郵便で発送しました。郵送料は580円(小包なら700円)。

これで思い残すことなく、チェックインの手続きを進めることができます。チェックイン・ラゲッジの重さは、5.8kgでした。

以下が、今回利用したフィンランド航空のフライト・スケジュールです。

【行き】 KIX(関西空港) 10:45 ⇒ 15:00 HEL(ヘルシンキ) 16:15 ⇒ 17:30 VNO(ヴィリニュス)
【帰り】 CDG(パリ・シャルルドゴール空港) 10:50 ⇒ 14:50 HEL(ヘルシンキ) 17:15 ⇒ +1 08:50 NRT(成田空港)

航空券49,500円 サーチャージ49,000円 関空使用料2,650円 現地空港税6,160円  合計107,310円。
「レックスロード川口店」にて購入。

昼前に日本を出発、同日の夕方にはヴィリニュスに到着という、理想的な時間帯に運行してます。
今回は、名古屋と大阪の親戚宅に立ち寄る予定を組んだので、行きは関西空港発、帰りはパリ発で成田空港着という日程にしました。そんな「オープンジョー」の便も、自在に組むことができました。

フィンランド航空を利用してラトビアのリガ着 (118,215円)、エティハド航空を利用してベラルーシのミンスク着 (116,835円) というプランも候補に上がりましたが、フライトの接続の良さと値段で、ヴィリニュス着の便に決定しました。

機体は予定時刻に離陸。

ヘルシンキ着陸の20分くらい前から、乗り継ぎ便 (私の場合はヴィリニュス行き) の出発ゲート番号が、機内のスクリーンに表示されます。
ヘルシンキに到着、ガラス張りの通路を進むと、右手に荷物検査のレーンが何本も見えてきます。乗り継ぎの旅行者はここでベルトや時計をはずし、機内に持ち込んだ荷物とともに、金属探知機の検査を受けます。乗客のほとんどが乗り継ぎ者でした。

検査場所を出ると通路が左右に分かれるので、自分の乗り継ぎ便のゲート番号が表示されている方向に曲がります。この分岐点にも、ゲート番号を示すスクリーンがあるので、機内で見逃していても大丈夫です。
係員も控えていて、訊いてもいないのに、ビリニュス行きのゲートを教えてくれました。さすが、ヨーロッパ各地への路線網を有するフィンランド航空、そのホームである国際空港としての面目躍如です。

しばらく進むと今度は、パスポートコントロール。左側2列はEU国民専用でしたので、右側の「ALL PASSPORT」の列に並びました。
パスポートコントロールを通過すれば、あとはゲートに向かうだけ。ゲートオープンまで、ムーミンショップやマリメッコ、イッタラなど、フィンランドブランドの免税店で買い物を楽しめます。

予定通り17:30、リトアニアに到着。今日の昼前に大阪を発ったばかりだと思うと、一日得したような気分になります。もちろんそれは日本に戻る際、ツケのように取り戻されてしまうのですが。

ヴィリニュス国際空港は小さな空港ですが、もちろんひとおとりの機能は備えています。市街地から南にわずか5kmという立地のせいか、「1Lt (リタス・約33円) でいいからくれないか」という、たかりの青年までいます。

滞在中の支払いの全てを、クレジットカードでしのごうかとも考えましたが、宿でクレジットが使えるかどうか確認していなかったので、空港ホール右手にあるATMで100Lt (3,300円)をキャッシングしました。

今夜はリトアニア第二の都市、「カウナス」まで電車で移動して宿泊します。
ホール正面のインフォメーションで、鉄道駅までの移動手段を聞くと、「キオスクでチケットを2Lt (66円) で買って、バスで行け。次は18:14発」と教えてくれました。

ガイドブックによると、空港を出て200mほど直進した場所から、1両編成の可愛い電車も運行しており、市街地とわずか7分で結んでいるそうです。ただ、便数は一時間に1~2便程度とのこと。

バスチケットを購入しようとキオスクに向かいますが、店のおばさんが電話中で、カウンターにはクローズのサイン。
待ちながら店頭に並ぶ商品を見つつ、「100Ltをキャッシングしたけれど、90Ltにして、小額紙幣を引き出せば良かったかな」と考えているうち、おばさんが電話を終えました。
バスチケットを注文して、100Lt紙幣を差し出します。おばさんは嫌な顔一つせず、笑顔でサンキューの返事。
後でガイドブックを見たら、200Lt・500Lt紙幣もあるようで、100Ltは別に高額紙幣ではないようです。また、キオスクはクレジットにも対応していました。

バス乗り場を示すピクトグラムの矢印は「直進」だったので、空港の小さな玄関を出てまっすぐ進みますが、タクシー乗り場があるだけで、バス停は見当たりません。玄関まで戻ると、空港出口を背に左折したところにバス停がありました。ピクトグラムは単に「玄関を出ろ」という表示のようです。

バスに乗車、車内の改札機で刻印します。バスチケットは車内でも購入できますが、0.5Lt (16円) ほど割高になるそうです。

16:30 ビリニュス駅に到着。

空港とビリニュス駅を結ぶバスは、駅が終点の路線と、市街地を循環して郊外まで向かう路線の2つがあります。
たまたま今回は駅が終点の路線に乗れたので、難なく下車できましたが、何を目印に下車すべきか、あらかじめ確認してからバスに乗る癖をつけておくべき、と思いました。

駅構内に入ると、右側が国内線の切符売場で、左側が国際線です。まず国内線のカウンターで、カウナス行きのチケットを18Lt (600円) にて購入。続いて国際線のカウンターで、明後日のミンスク行き切符を購入しました。

二階建ての赤いモダンな列車で、カウナスへ。

一時間ほどでカウナスに到着。
本日の宿は「R Hostel」。12人部屋で朝食はなし。8.5€ (852円)

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