「ねえ、アガタ。ポーランドに関するレクチャーをしながら、ポーランド料理を振る舞うイベントを開いてみようよ」
「森と水バックパッカーズ」で、一緒にスタッフとして働いているポーランド出身のアガタに、そうけしかけると、「いいわね」と二つ返事でオーケー。
本日、多くのお客さんの参加を得て、「ポーランドナイト」のイベントが実現しました。
ポーランドに関する講座のあと、「ジュレック」と「プラツキ・シェーンミニチャナ」という、普段はあまり馴染みのないポーランド料理を提供。
食事後はアンジェイ・ワイダ監督の映画「カティンの森」をBGVに、アガタを囲んで話が弾みました。

ジュレック (zurek) は、ライ麦を発酵させた液体から作る、ちょっと酸味のあるスープ (Sour Rye Soup)
くり抜いたパンの中に入れて供されることもあります。(Polish soup zurek in bread pot)
- 鍋に玉ねぎ・セロリの根・人参・長ネギなどスープ用野菜と、ソーセージ・ベーコンなど肉類を入れて水を加え、1時間ほど煮たら肉・野菜を取り出します。
- スープに「zakwas(ザクファス = ライ麦粉(mąka żytnia モンカ・ジトニァ)と、ぬるま湯にハーブ類を混ぜて4-5日置いて発酵させた液状の調味料。ポーランドではスーパーに行けば、出来合いのものが簡単に手に入ります)」加えます。
- 塩・胡椒・マジョラム・すりおろしたにんにくで味をつけ、食べやすい大きさにカットした肉類を加えます。
最後にサワークリームを入れて混ぜたら出来上がり。酸味はZakwasの量で調節してください。
Placki ziemniaczane プラツキ・シェーンミニチャナ (ポテトパンケーキ)
- じゃがいも2個と玉ねぎ1/2個を一口大に切り、フードプロセッサーで細かくなるまで攪拌します。
- ボウルに上記と、溶き卵1/2個・薄力粉大さじ2・塩小さじ1/3 を入れ、全体に味がなじむように、よく混ぜ合わせます。じゃがいもと玉葱から水分がでるので小麦粉でつなぐかんじで。小麦粉が多すぎるとジャガイモのシャキシャキ感が損なわれてしまいます。
- 中火で熱したフライパンにオリーブオイルをひき、上記1/3を流し入れ、片面に焼き色がついたら返し、弱火にして火が通るまで7分程度焼きます。残りの2枚も同様に焼きます。
- 器に盛り付け、サワークリームをのせ、メープルシロップをかけ、ディルを添えたら出来上がり。

ゴウォンプキ (Gołąbki) はロールキャベツの一種で、gołąbek (鳩) の複数形を意味します。料理の形が名の由来で、鳩肉が使われている訳ではありません。
- 深鍋でちりめんキャベツ1個をまるごと5分茹で、ざるにあげておく。
- 米200gを15~20分茹で、水気をきっておく。
- ボウルに、豚か鶏ひき肉300g、米、みじん切り玉ねぎ50g、小麦粉大さじ2、卵1個(なくても可)、塩、胡椒をいれ、ハンバーグの要領でこねる。(玉ねぎを炒めておくと、さらにコクがでます。)
- キャベツの皮を一枚ずつ剥き、タネを包む。(包むときに爪楊枝で留めておくと形が崩れにくい)
- 包んだら、鍋になるべく隙間のできないように敷き詰め、トマトピューレ大さじ5(ホールトマト、カットトマト1缶でも代用可)、ブイヨン250cc、バターひとかけ、を入れ、弱火で40~60分煮込む。途中で水気がなくなりそうなら、水を足す。
- 塩と、隠し味の砂糖で味をととのえる。

