
電気温風機 (電気ファンヒーター) は、トイレや脱衣所など、限られたスペースを手早く暖めるのに便利な暖房器具。
その仕組みは、まず発熱体に電気を通し、抵抗によりジュール熱を発生させる。ジュール熱により高温になった発熱体にファンで空気を当て、暖まった空気を温風として送り出す、というシンプルなもの。
発熱体の素材には、従前はニクロム線が多く使用されていたが、現在は、安全性に優れるセラミックが主流。
セラミック素子には、自身にサーモスタット機能があり、一定の温度(キュリー点)に達すると電気を通しにくくなる性質を持っている。これにより、本体が過剰に熱くなるのを防ぎ、安全な暖房を実現している。
(サーモスタット Thermostat とは、温度を自動で調節する装置のことで、Thermo(温度)と「Stat(一定にする)」を組み合わせた言葉)
電気温風機には、こうした安全性としてのサーモスタット機能とは別に、室温を感知して自動的に送風温度を制御する「ルームサーモスタット (室温調節機能)」が付いていることがある。
その仕組みは、従前は「機械式」だったが、現在は「電子式」が主流。
機械式は、熱膨張率が異なる2種類の金属板 (バイメタル) を貼り合わせたもの。温度が上がると金属が曲がって接点が離れ(スイッチOFF)、温度が下がると元に戻って接点がつく(スイッチON)という物理的な「ON/OFF制御」を行う。
電子式は、温度が変化すると電気抵抗値が変わる「サーミスタ」を配置、制御基板がこの抵抗値を常に読み取り、室温を判断している。
暖房機の1時間あたり電気代比較
| セラミックファンヒーター | 600~1,100W | 約22.11~40.54円 |
|---|---|---|
| エアコン(6畳) | 481W | 約17.72円 |
| ハロゲンヒーター | 400~1,200W | 約14.74~44.22円 |
| オイルヒーター | 300~1,500W | 約11.06~55.28円 |
| こたつ | 70~300W | 約2.71~11.06円 |
電力料金単価 = 36.85円/kWhで試算
セラミック式の電気温風機
Panasonic セラミックファンヒーター DS-FTX1201
安全装置
- 電源ヒューズ 電源用20A 回路用2A
- 温度ヒューズ 113℃15A
- 温度過昇防止用サーミスター
- 転倒OFFスイッチ (スイッチ内のボールが、持ち運び時にカラカラ音を出すことがある)

ひとセンサー
人 (発熱体) の動きを検知して 運転を自動制御することで、 無人時の電力消費を抑える機能
- 人の動きが頻繁にある場合、検知範囲から離れると3分後に停止
- 人の動きを検知しない時間が3分以上ある場合、検知範囲から離れると7分後に停止
- 「人センサーボタン」と「切タイマーボタン」を同時に2秒間押すことで、上記時間をそれぞれ 3→5分後 / 7→10分後に変更できる。再度、ボタンを2秒間押すと元に戻る。
- 検知範囲内に人が入ると、 運転を再開する。

ナノイーとは…
パナソニックが開発した空気中の水分を集めて高電圧を加え生成される、ナノサイズの水イオン(帯電微粒子水)のこと。
水に包まれた「OHラジカル = 活性酸素の一種」を多く含み、菌・ウイルス・ニオイ・花粉・アレル物質などを抑制・分解する。
温風レベル
室内温度10℃の場合の消費電力 弱 550W 中770W 強1200W
電源スイッチ
スイッチを入れて (切り替えて) 8時間経過すると、自動的に運転を停止する。
フィルターの清掃
故障かな?




