「世界食堂」のリニューアルオープンに向けて、都市ガスを開栓しました。
開栓に合わせ、長野都市ガス㈱の担当者が「ガス警報器」を取り替えてくれたのですが、その取り扱い説明書を読んでビックリ。
驚き、勉強になったこと その1 ガスの正体
「警報が鳴ったら換気扇を回す」と書いてあるではないですか。
換気扇のスイッチ火花で着火する恐れがあるから、「ガス漏れ時に換気扇を回すのはNG」のはず。
「あれれ」と思いながら説明書を読み進めると、この警報器は都市ガスやプロパンガスを感知するのではなく、二酸化炭素ガスを感知するためのもの、とのこと。
つまり、ガス漏れによる爆発を予防するためではなく、「酸欠」による失神を防ぐのが目的。

取扱説明書を読まなかったら、ガス漏れ警報器と信じ込んだまま一生を終えるところでした。
思い込みは恐ろしいです。
驚き、勉強になったこと その2 粘着フック取付にも技あり
「取説を読むことは大事だなあ」と思いつつ、さらに読み進めると、気絶するほど「細かい」説明があり、これにも驚きました。
それは、警報器を壁からぶら下げる際の、「粘着フック」の取り付け方。
まず、壁面の汚れを落とすための「台所用クリーナー」と、そのクリーナーを拭き上げるための「ウェットティシュ」を用意します。

クリーナーで壁面の汚れを落とした後、ティッシュで拭き取るのですが、広い範囲を拭くと拭かない部分の汚れが目立ってしまうので、「粘着フックを取り付ける部分だけを拭き取ること」
そして、粘着フックに付いている「脱落防止ゴム」を外し、粘着フックを、空気が入り込まないよう、均等に強く押し付け、壁面に貼り付けます。
貼り付け後、脱落防止ゴムキャップを必ず取り付けます。
粘着フック一つ取り付けるにも、コツがあるのですね。
勉強になりました。
驚き、勉強になったこと その3 ポリ袋にも多様性
さらに警報器を設置した後も、厨房で噴霧式殺虫剤を使用する際には、警報器を安全な場所に避難させる必要があります。
もし、機器を取り外すことができない場合は…
♪ どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている「ポリ袋」
しかして、その実態は「ポリプロピレン」と「ポリエチレン」の二種類があるようです。
ポリプロピレンの耐熱温度は100~140℃で、ポリエチレンの70~110℃に対し、高温に強いことが特徴。
さらに、強度・耐薬品性ともにポリエチレンより優れています。
ただし、対候性には劣るため、屋内で使われることが多い。
繊維として利用した場合は、速乾性も高いため、紙おむつや肌着などの素材としても活用されます。
一口にポリプロピレンと言っても、材質はさらに細かく分類できます
- インフレーションポリプロピレン(IPP)光沢があり硬く、ツルツルとした素材
- 二軸延伸ポリプロピレン(OPP)透明度が高く、硬めの質感
- 無延伸ポリプロピレン(CPP)耐水性、防湿性があり、光沢があり、透明度が高い
- 高密度ポリエチレン(HDPE)剛性が高く、透明性が低いので、レジ袋やショッピングバッグ、おしぼりの袋などに使用
- 低密度ポリエチレン(LDPE)透明度が高く、柔軟な樹脂から作られているので、砂糖や塩、米、肥料などの袋に使用
- 直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)冷凍に強い低密度ポリエチレンの一種
ポリ袋と似たのが「ビニール袋」、その素材は「塩化ビニル樹脂(塩ビ = PVC (Poly Vinyl Cloride)」
その正体を追及するとキリがないので、このへんで
本日、取り付けてもらった警報機の保証書です。
