一昨年、南米を旅行するきっかけになったのは、知人の「行博さん」がシニア海外協力隊員として、ブラジルに赴任していたからでした。
彼の息子である「惣さん」も、やはり海外青年協力隊員としてマラウィに勤務した後、現在は東御市八重原で農業を営んでいます。
惣さんの新規就農者としての奮闘ぶりは、「とうみ就農のススメ」という小冊子にまとめられ、市役所から刊行されています。
久しぶりにパラパラとページをめくっていると、興味深い記述に突き当たりました。
八重原の土地は、地元の言葉で「ねばっちょ」と呼ぱれる重粘土質です。固くて水はけの悪い粘土の土地は、農業では敬遠されることもしばしばですが、野菜の味を濃くするともいわれ、土地に合った品質の高い野菜づくりを目指し、惣さんは八重原にファームを構えました。
2015年、少雨の初夏、ねばっちょは惣さんに試練を与えます。
惣さんの計画は、こうでした。まずトウモロコシを育て、収穫後はトレビスを植えます。トウモロコシの深く伸びた根によって土が柔らかくなりトレビスが育ちやすく、さらにトウモロコシが残した葉や軸が肥料になると考えたのです。
ところが、トウモロコシが枯れたことに端を発し、トレビスも上手く育ちません。
まだ雪の残る時期に畑を耕したため、土が団子状態になってしまったことが原因ではないかと、惣さんは分析しています。
冊子を閉じて窓に目を向けると美麻には、細かな雪が降り続いています。
今年は雪解けが早かったので、畑を耕したくてウズウズしていたのてすが、もう少し乾燥してからにいたしましょう。1aの小さな畑にもかかわらず、位置によって土質が異なり、粘土質の場所もあるのです。
水はけが良くなるよう、水路づくりを本日の作業とします。
冊子には、東御市の地図も掲載されています。
最近はグーグルマップの埋め込みが主流ですが、やはりランドマークの位置関係は、イラストマップの方が分かり易いですね
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