今回、工事を自分で行ってみて感じたことの一つが、「図面からは読み取れないことがある」ということでした。
換気扇やクーラーがどれだけ効率よく働くか、実際に稼働させてみないと分かりません。水と違って空気の流れというものは、読むのが難しいものです。
そして「音」も。
物件の賃貸契約を結んで水道開栓を申し込み、水洗トイレを使ったとき、流れる水の音にビックリしました。
「食事をしている時に、こんな音を聞かされては…」と愕然としました。
解決策として考えたのが、パウダールームを作ってドアを二重にする、というものでした。

「ムサシ」で「開き戸」を実際に見ますが、扉を開け閉めするスペースが必要で、パウダールームは相応の広さが必要です。
引き戸だとスペースをとらず理想だと思ったのですが、今度は袋戸を取り付ける幅がありません。ネットで検索していると、ようやく「幅狭・上吊り方式」という製品に出会えました。

トイレの幅にギリギリ収まり、取り付けることが出来ました。
しかし「上吊り方式」のためドアが不安定で、床面との摩擦によるブレーキもないため、勢いよく枠にぶつかって「トイレから大きな音がする」という事態も発生することになりました。


写真下は他店のトイレですが、室内の幅は、さほど必要なさそうです。

こちらの便座は、壁から13cmしか離れていません。(コンフォートホテル 601号室)
幅をもっと狭くして、「折れ戸」を取り付けるという手もあったかもしれません。が、いずれにしても、店舗面積の割には贅沢なトイレが出来上がりました。
手洗器のボウルはもう少し大きいサイズでも良かったです。

思い至らなかったのは、水栓レバーのデザイン。
開店後、ボウル下方の元栓が閉められていたことがあって、「何故こんなイタズラするのだろう」と首をかしげたことがあったのですが、あるとき思いつきました。
レバーが小さくて、どこをひねったら水が出るのか、わからなかった方がいたのですね。