午後の試験が始って眠くなるとき、出される問題です。
加齢 (かれい) に伴って、① 身体 ② 知能・記憶 ③ 心、それぞれに現れる変化を、まとめておきましょう。


認知症の型
1. アルツハイマー型認知症
記憶低下、もの盗られ妄想、落ち着きがない、多弁、奇異な屈託のなさ、などが特徴。
女性に多く、少しずつ確実に進行する。
2. 血管性認知症
記憶低下、感情失禁、妄想、せん妄、などが特徴。
男性に多く、良くなったり悪くなったり、階段を下りていくように進行する。
3. 前頭側頭型認知症 (ピック病など)
前頭葉と側頭葉に限定して脳が委縮していく。
万引き、無精な生活、自分勝手、性的行動など、人格変化が特徴。
行動には、決まった食事しかとらない、などの決まりごとがよくみられる。
4. クロイツフェルト・ヤコブ病
特異な性質を持つプリオたんぱくによる感染症。
筋強剛、運動麻痺、舞踏病様運動、幻覚など、多様な症状。
初発症状から6~12月で死に至る。治療法は見つかっていない。
5. 慢性硬膜下血腫
脳を包む3枚の薄い膜 (硬膜・くも膜・軟膜) のうち、一番外側の硬膜の下に血腫ができる疾患。
打撲で硬膜の血管が破れ、じわじわ出血してできた血の塊りが脳を圧迫することで、神経細胞に支障をきたす。
打撲後1~3か月くらいで、頭痛やもの忘れの症状がみられるが、簡単な脳手術で血腫を取り除くことができ、「治る認知症」の代表的疾患である。