定例のワイン会。
私もご相伴にあずかり、さまざまなワインを味わわせて頂きましたが、本日の「ビーニャ・バルディビエソ / Vina Valdivieso」は、ひときわ美味しく感じました。
自分とピッタリ相性の良いワインに巡り合った瞬間は、至福のひとときですね。
ビーニャ・バルディビエソは1879年、アルベルト・バルディビエソ氏により設立された、家族経営のワイナリーです。
南アメリカで最初にスパークリングワインを生産したワイナリーで、現在では国内スパークリングワイン市場でそのシェアを65%にまでに伸ばし、品質・生産量ともにトップ生産者としての地位を確立しています。
バルディビエソ氏はヨーロッパで学んだ醸造学の技術と理論、とりわけ強い関心を抱いていたシャンパーニュの技術を、故郷のチリで実践したいと考えるようになりました。
帰国後、家族経営の小さなワイナリーを買収、近代的な設備を整え、高品質なワインの生産を目指しました。フランスから取り寄せた苗木の中には、チリで最初に植えられたシャルドネも含まれていました。