操体法・五つの基本運動

基本姿勢

腕の水平上げ (左右バランス)

正面の一点を見つめます。

 

足踏み (全身バランス)

 

前後屈 (前後バランス)

心もちお尻を後ろに引くようにて、重心を踵にかけながら、力を抜いてゆっくり前屈します。頭も腕もダラリと下げ、止まったところで一息つきます。欲張って曲げようとする必要はありません。
起きるときは、まず頭を上げ、背中を真っ直ぐにして、肩甲骨が引っ張られる意識で身体を起こします。腰で起きようとすると、腰痛を招いてしまいます。
次に両手を腰に当て、前に押し出すようにしながら、ゆっくりと後屈します。膝を曲げ、重心は母指球・小指球にかかります。
無理に曲げようとせず、止まったところで一息つきます。
起きるときは、まず顔を上げてから、ゆっくりと戻します。
左右側屈 (左右バランス)

頭の上の物をそっと取りに行くイメージで動き始めます。

伸ばす側に腰を押し出すとともに、重心は必ず伸ばす側の足にかけます。

縮める側の手に、重い荷物をぶらさげているようなイメージで。
縮める側の足の踵は軽く浮き、膝が軽く折れて前に出ます。
縮める側に、凝りがある場合が多い。(身体が縮みたがっている)

左右ねじり (捻りバランス)
腕と一緒に、顔も目も気持ちも、後ろを見るように捻ります。しかし、たくさん捻ることが目的ではありません。母指球から頭のてっぺんまで、真っ直ぐな軸を感じましょう。頭の上に本が乗ってるようなイメージで、下半身から捻っていきましょう。本が落ちそうになったら、そこが折り返し点です。一息ついてから、息を吸いなおし、吐きながらゆっくり戻ってきます。

腕の上げ下ろし (伸展バランス)

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