物を保管するとき、「見せる収納」という方法があります。

私のような飲食店にとって、品質を保持しながら食品を陳列することは、広告効果もあって一石二鳥です。外国産ビールの小瓶を収納しつつ、瓶の洒落たデザインを見せることで売り上げアップを期待、冷蔵ショーケースを買うことにしました。

4面がガラス張りのショーケースは、放熱ロスが大きいですし、外気温との差が大きいと結露が生じます。また、コンプレッサー音がどの程度かも、気になるところです。

したがって私は、陳列用のビールと野菜収納に使用用途を絞り、小型タイプを購入することにしました。

冷蔵ショーケースには、冷凍機を別置きにする「オープン型」と、冷凍機とショーケースが一体型の「クローズ型」があります。

前者は、スーパーで見かけるタイプですね。ショーケースは大型で、商品陳列に連続感を持たせることが可能な一方、冷凍機は1台で済むうえ、建物外部に熱を排気できるので効率的です。

しかし、私は酒屋を経営するわけではないので、クローズ型を購入です。

「人気のショーケース、最大の特徴はコンパクトさ。会計時のついで買いを促進されるには効果絶大」これは、パナソニック SMS-C65F の宣伝文句です。

外形寸法 : 470 × 463 × 800mm    有効内容積 : 65L     税込価格 : 58,520円

 

この製品を第一候補としつつ、上野の河童橋問屋街まで、ウィンドウショッピングに行きました。「わざわざ東京まで…」と言われそうですが、狭い店内に毎日こもっていると、何かと理由をつけて気分転換したくなるのです。

 

結果、レマコム(株)製の4面ガラス冷蔵ショーケース RCS-4G63SL に決定。購入の決め手は、商品をスタイリッシュに引き立てていたLED電球でした。

外形寸法 : 412 x 425 x 837 mm　有効内容積 : 63L　　 税込価格 : 50,000円