長野市・エムウェーブで開かれた、標記イベントを見学しました。
注目のZEH
冬の寒さ厳しい信州ですが、人にとって21℃が最も快適な気温とされます。
欧州では16℃以下の住宅は、法律で賃貸が禁止さているとか。
この快適な住環境温度を、低コストエネルギーで実現することを目指すのが「ZEH ゼッチ」
ZEHとは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味になります。
そための方法のひとつが、「断熱性能の向上」
最近の断熱材は「ポリスチレンフォーム」、吹き付け施工のため隙間がない「硬質ウレタンフォーム (商品名 アクアフォームNEO)」などが開発され、サッシにも「木質パネル」が採用されています。
エネルギー性能向上の、もう一つの方法が「省エネ設備機器」の採用。
熱交換システムを利用した冷暖房設備を取り入れることです。
木の特性を生かした住まい
羽目板に向く木材
- 杉 柔らかい部分が縮んで凸凹になり、経年変化が楽しめる。
- 唐松 油分が多く硬い。黒模様になって、やはり経年変化が楽しめる。
- レッドパイン
デッキ材には、耐久性に優れるセランガンバツが向く。東南アジアで産出される木材で、 現地で「バツ」とは「石」を意味する。
和紙を利用した建材
インテリア畳「ここち和座」は加工しやすく、着色も可能。価格も半畳 7~8,000円と、い草の1/2程度。
湿気・消臭効果のある壁材「さらりあーと」
穴を無数に開けることで防音効果がある天井材「クリアトーン」