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ホステルのニューウェーブが地方にも「Mash Café & Bed NAGANO」

都市部でのホステルの進化は先日レポートしたところですが (新宿1泊2,000円。安くて清潔、おしゃれな「ホステル」最前線)>>>、その波は地方にも波及しています。

マンションと「西友」の建設が進む長野市・南石堂町にも、昨年(2019年)7月24日(水)に複合機能型ホステル「Mash Café & Bed NAGANO」がオープンしました。

経営者は、ホテル運営、ならびに宿泊施設投資のコンサルティングを展開する「S&Vホールディングス」(本社 : 東京都港区) です。

3階建(延べ床面積:224坪)の建物には宿泊用スペースのほか、飲食店・シェアオフィスも併設され、旅行者だけでなく地域住民の利用も狙っています。
飲食店では、地元農協とコラボしたイタリアンや、長野県産クラフトビールを提供しています。


奥のシェアオフィスでは、宿泊者は無料で、ビジターは500円でドリンクバーが利用できます。

2~3Fの宿泊スペースには、写真の男女共用ドミトリー 48ベッドのほか、女性専用ドミトリー 26ベッド・個室 7室(28ベッド)が配置され、合計102名の収容力です。

ベッドルームの奥行きが広いので、足元に荷物を置くことができます。

シャワーブースと洗面所

 

全体の印象として、ホステルの象徴ともいえる二段ベッドは設置されていますが、コミュニティスペースを備えた「カプセルホテル」という感じです。お値段は1泊税込3,000 円。

24:00~10:00 の間はスタッフ不在となります。自動ドアは内部からは開き、外部から入るときは、チェックイン時に知らされたドアコードを入力すると、自動ドアが開きます。部屋に入るときもドアコードで解錠します。夜中にトイレに起きるときなど、コードが書かれたメモを忘れないようにしなければなりません。

 

キーレスなのでチェックアウトの手続きが不要で、宿泊者は、使用済みリネンを回収箱に入れて、そのまま退出します。管理上は思い切ったシステムですが、人件費を切り詰めたからこその低価格なのでしょう。

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