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5年半で57,000km走った自動車の維持経費はいくらかかった?

昨年、自動車の右フェンダーをイノシシにタックルされたのが原因か、ブレーキを踏むたび「グォーッ」という低い金属音がするようになりました。同乗者いわく「飛行機に乗っているみたいな音がする」

イノシシと激突!潰れたフェンダーを熱湯で直す >>>

ついにある日、ブレーキを踏んだとき、「スカッ」という「踏み抜いた感」があったので、車を降りて確認すると、ブレーキパットの一部でしょうか、金属片が路上に転がっていたのです。

削れた金属粉で、ホイールは茶色くなっています

修理代もかさみそうなので、自動車税が課税される4月前に、廃車とすることにしました。

「(株)ビッグモーター 長野東和田店」に電話をかけ、「査定額ゼロで良いので、車を引き取って頂けませんか。ナンバープレートを外して頂ければ、廃車手続きは当方で行います」と依頼すると、「廃車手続きは当社で行うので、印鑑証明書2通を用意して下さい」との回答。

「購入時、車庫証明を取得するための駐車スペースがなかったため、所有者はディーラー名義にしてあるんです」と私。「所有権解除の手続きも当方で行います」との返事。それは有り難い。

車検証の住所と現在の住所が異なっているので、住民票2通も用意してビッグモーターへ。

「すぐに廃車手続きは出来ないので、自動車税は課税されますが、納付書をお送り頂ければ、当社でお支払いします」との説明。

「重量税と自賠責保険料は還付されるはずですよね」と尋ねると「ノー」との返事。

どうやら、整備して中古車として販売するつもりのようです。

そりゃそうだ、解体業者ではないので、スクラップにするために引き取るわけないか。

いざ手放すとなると、一抹の寂しさを感じます

 

この車は2014年8月30日に45万円で購入しました。

車を買う時にチェックしておくへき項目とは>>>

 

2020年1月までの 5年4月 = 64月間に、いったいどれくらいの経費がかかったのでしょうか。

任意保険 自動車税 自賠責保険 重量税
2020 4,065
2019 20,350 45,400 25,830 34,200
2018 21,060 39,500
2017 20,330 39,500 27,840 24,600
2016 11,480 39,500
2015 13,350 39,500 27,840 24,600
2014 3,875
94,510 203,400 81,510 83,400

購入時のオドメーターは39,869km、2020年1月10日は96,728kmでした。総走行距離数は56,859km。

リッター当たり燃費13km/ℓ とすると、4,374 ℓ のガソリンを使ったことになります。

ガソリン価格は2016年3月の 104円 /ℓ から2018年10月の 155円/ℓ まで幅がありますが、平均の130円を乗じると総額 568,620 円。

毎月当たり 888km 走行し、8,884 円 のガソリン代を支払ったことになります。

 

年月日 修理代 修理内容
2018/08/23 34,000 夏用タイヤ購入  格安タイヤ、性能はいかに>>>
2018/05/25 7,990 バッテリー購入
2017/12/26 21,000 燃費が突然に悪化したので点検
2015/09/14 7,560 燃料切れの後、エンジンがかからなくなったため点検   燃料切れで思わぬ出費>>>
2015/01/19 11,480 光軸の調整  ユーザー車検でヘッドライトテスタが不適合>>>
2014/12 60,000 スタッドレスタイヤ、アルミホイール購入
142,030

これら維持費用の総トータルは 1,173,470円で、一月当たり18,335円。

車輌購入費も含めた総合計金額は 1,623,470円で、一月当たり25,366円。

私は安い中古車を買って、点検・車検は自分で行っていましたが、それでもこれだけの出費がかかります。これを安いとみるか、高いとみるか、人によって意見の分かれるところでしょう。

乗用車は便利で、楽しい思い出もたくさん作ることが出来ましたが、今の私にとっては、乗用車を手放すことで一つ、自由を手に入れた気分になれました。歩くチャンスも増えることでしょうし。

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