洗濯機の給水ホースと蛇口の継ぎ目部分に、以前から漏水がみられたのですが、その漏水量が増えてきました。
洗濯機に給水中は良いのですが、洗濯機内が満水になって給水が停止すると、水圧で水が噴き出します。
最近は、その勢いに殺意さえ感じられるようになってきました。
いよいよ、パッキンを取り替えることにしました。
まず、「四ツねじ式ニップル」のネジを緩め、ニップルを蛇口から外します。
給水ホースに残った水がダラダラと垂れてくるので、バケツを用意しておき、受け皿にすると床が濡れません。
ニップルを反時計回りに緩め、給水ホースから外すと、黒いパッキンが中から出てきます。
それは、パッキンと蛇口をしっかり密着させること。
そのためには、給水ホースをニップルにねじ込む時、完全にねじ込まず、半分程度に締めておくことです。
その状態で、ニップルを蛇口に、四つねじでしっかり固定します。
ニップルが上下にずれないことを確認してから、給水ホースをニップルにねじ込みます。
給水ホースを下からねじ込んで締め上げることで、ニップル内のパッキンが、蛇口に圧着されます。
最初に、給水ホースをニップルに完全にねじ込んでしまってから四つねじを締めても、横から締めるだけなので、パッキンが蛇口に密着せず、漏水は止まりません。
さらなる注意点は、締める長さを大きく確保しようとして、給水ホースをニップルに、1山くらいネジこんだだけで取り付けようとすると、蛇口とパッキンの間にある白いプラスチック部品が、4本ネジを締めるときにクルクル回転してしまい、正常な位置からずれてしまいます。
少なくとも、プラスチックの切り欠きが4本ネジにはまるまで、給水ホースをニップルにネジ込んでおきましょう。
交換したパッキンには、蛇口の跡がクッキリと刻まれていました。
跡が残るくらい強く締めておかないと、水圧に耐えられないのですね。