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料理体験を旅行のプログラムに。確信を深めた「界アルプス」漬物体験

昨夜はゆっくり上質の地酒を頂いたためか二日酔いもなく、スッキリと6時前に目覚めました。

温泉は5時にオープンしているので、まずは一っ風呂浴びて、7時30分に申し込んだ朝食を待ちます。

コンロで温められているのは、味噌汁というより、もはや鍋料理です。

中央の黄色い皿に盛られたのは、昨日、漬物体験で作った「野沢菜の塩漬け」と「野菜の粕漬け」です。

朝食後は再び温泉に入ったり出たり。ゆっくり過ごし、11:30に宿を出発する長野駅行き送迎バスに乗り込みました。

  • 界アルプス 1室2名利用 72,500円(税込・漬物体験オプション付き)
  • 引く GoToトラベル35%OFF
  • = 47,385円
  • 引く 地域クーポン11,000円
  • 一人当たり実質 18,192円 (飲み物代別)

宿泊界のディズニーランド・星野リゾートに泊まって、今回いちばんの思い出となったのが、オプションで申し込んだ「漬物体験」でした。

まずは座学で「漬物の歴史・健康効果・全国の漬物・信州の漬物」を学びます。実際に漬物をつつきながら。

供された漬物は「コリンキーの酢漬け」「錦漬け」「エリンギの粕漬け」など。


実技で作るのは、「野菜の粕もみ」「野沢菜の塩漬け」です。

「野菜の粕もみ」

  • きゅうり2本・リンゴ1個を、薄い小口切りに、白菜1/4 を7mm幅に切る。
  • 総重量の3%の塩でもみ、15分ほどおく (この間に、野沢菜の塩漬けを作るとよい)
  • 酒粕130gと砂糖75gを合わせる。
  • 塩が馴染んだ野菜の水気を絞る。
  • 酒粕と野菜を和える。

左の樽には「野沢菜の塩漬け」が入っています。

「野沢菜の塩漬け」

  • 野沢菜1本を切る。
  • 醤油150g、砂糖50g、酢75gを振りかける。
  • よくもむ。
  • 漬け樽に詰め、重石を乗せる。

写真中央が、講師の漬物マイスターである地元のおばちゃん。商品として漬物を作り、道の駅などに卸しているそうです。写真右は旅館のスタッフ。つきっきりで進行にあたって頂きました。

作った漬物は真空パックされ、保冷剤とともにクーラーバッグに入れられ、お土産として持ち帰ることができます。

私は海外を旅する経験を積むうち、現地で食べた料理のレシピを持ち帰ることが、大きな楽しみの一つとなりました。

そんな楽しみを、日本を訪れた外国人観光客にも味わってもらいたい。旅行のアクティビティ・プログラムの一つとして、料理体験を提供できないだろうか。

そのための民宿を造りたい。それが私の夢です。

東京一帯では、寿司職人が教える「寿司講座」が、コロナ禍の前までは、外国人観光客に人気だったそうです。

寿司の握り方をレクチャーすることはできないが、漬物というシンプルな料理でも、立派な体験プログラムになりうるじゃないか。意を強くすることができた、今回の漬物体験でした。

界アルプスでは「土間と囲炉裏を設えた、信州の田舎を体感できる温泉旅館」をキャッチフレーズに、漬物体験のほかにも様々な催しが用意されています。

(写真左) チェックインの時間帯である15:00~17:30 には、ウェルカム「おやき」がお出迎え。信州の田舎体験は、素朴なおいしさから始まります。もちろんおやきは、囲炉裏で焼かれた手作りです。

(写真右) 19:00~21:30 は、地酒の振る舞いと、「小豆かいろ」の作成。囲炉裏を囲んで団らんのひとときを楽しめます。

朝06:30~07:30 は「おめざがゆ」

「雪ん子の装い体験」も随時、行われています。

ほかにも色々…

部屋に用意されていた「風呂敷」は、お土産として持ち帰りできました。

 

翌17日、美麻の家に帰ると、今シーズン初の本格的な積雪。14cmほど積もっていました。

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